うらにわのリター

もう少し上手に生きたい(˘ω˘)

ウーパールーパーの話

お久しぶりです。前回の更新は7月でしたね。

もうすっかり寒くなりました。最近毎日マフラーと薄いコートを持って通勤しています。というのも、通勤中坂を歩いたり、日光をまともに浴びたりするので、コートを着ていると朝から汗をかいてしまうのです。帰りは太陽の力がない上に風が冷たいので、コートやマフラーがないと耐えられません。だから、行きは必要ないものをわざわざ持っていきます。

今日はマフラーを忘れてきてしまい、薄いコート一枚で木枯らしに耐えて帰宅しました。手の先足先がびっくりするほど冷たくなってしまいました。エアコンで部屋が暖まっても、手の先足の先だけは置いて行かれたように冷たいままです。

冬が来るな、と思います。

 

仕事に追われて好きなことを十分出来ない日が続いています。何かを作ることだけはやめないでいたいのですが、仕事の後に何かを考えて一生懸命作るのは大変です。そのため、何かについての思い出を思い出した順番に書いていこうと思います。

 

先日、ふとしたことでウーパールーパーという言葉をTwitterで見たので、今日はウーパールーパーについて思い出せることを書いていこうと思います。

 

ウーパールーパーに初めて出会ったのは、小学校に入る前だと思います。親に連れて行って貰った水族館の親戚のような施設で、むちむちと太ったウーパールーパーを見た覚えがあります。「太っているな」と感じたということは、その前にテレビか何かで見たことがあったのかもしれません。古い施設で、全体的に青い塗装がされており、なぜか床は塗れていて、ひんやりした空気の場所でした。子どもながらにちょっと不気味で、でもそこが素敵だと思っていました。数年前、きれいな施設にリニューアルしてしまいました。少し残念です。

 

あるとき宿泊したホテルのロビーに、水槽がありました。何が入っているのかな……と覗いてみると、ウーパールーパーがいました。それも1匹や2匹ではありません。5~6匹は入っていたでしょうか。もともとウーパールーパーの造形が好きなので、彼らの顔が見えるところに回り込んでじっと見つめたり、携帯で写真を撮ったりしました。水槽の底でじっと動かないウーパールーパーは、白いボディで照明を反射させ、光っていたように思います。

 

大学に入ってから、学園祭の屋台でウーパールーパーの串揚げ(串焼き?)が売っているのを見かけました。どんな形なのか想像してギョッとしてしまい、購入には至りませんでした。気持ち悪いというより、わざわざウーパールーパーを食べなくてもいいんじゃないか…という気持ちもあります。今も食べてみたいとは思いませんが、オーストラリアのカンガルー肉やワニ肉を思い出します。

 

ウーパールーパーについての思い出はこれだけじゃないと思うのですが、この辺にしておきましょう。

日常のどうでもいいこととか、ものとか……遮断機の音とか、緑茶のペットボトルとか、車のシートベルトとか、そういうものについての、思い出すまでもない断片的な記憶を思い出としてここに書くことで、私しか知らないものが、ゆくゆくは忘れてしまうかもしれないものが、形になる。今はそれだけでもうれしいと感じます。

もうそろそろ夜も更けてきました。寝ようと思います。

マフラーを忘れないように、玄関に出しておきます。